アメリカではCBDの法的整備が複雑になっております。いくつか合法となっていますが場合により違法とされています。
2018年12月に成立したアメリカ農業改革法によりヘンプ(大麻の一種で、0.3%以下のTHCを含む)の栽培、製造、販売が合法化されました。これにより、ヘンプ由来のCBD製品の販売が合法化されたことから、CBD市場は急速に成長しました。
一方、大麻植物から抽出されたCBDについては連邦法により違法とされています。しかし、一部の州では医療用大麻が合法化されており医療用大麻から抽出されたCBD製品はそれらの州で合法的に販売されています。
さらに、2020年12月に成立したCOVID-19関連法により合衆国食品医薬品局(FDA)は、大麻由来のCBD製品について臨床試験に基づく承認が得られるまでの間違法とはみなさない方針を示しました。
総じてアメリカにおいてCBDは法的に複雑な問題となっており地域や用途によって異なります。
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